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■2005年3月7日 日経産業新聞 掲載記事抜粋
 
三菱電機、位置時間システム産廃処理、衛星でチェック
 
 三菱電機は人工衛星を使った位置時間証明システムの用途開発の第一弾として産業廃棄物の処理が適正かどうかを認証するサービスの実用化にメドをつけた。

 開発した産業廃棄物の処理が適正かどうかを認証するシステムは、輸入農作物のトレーサビリティ(生産履歴の追跡)システムとして実績のある自社開発の位置時間認証情報提供システム「ココデイツ」を使う。
 あらかじめ同社が登録しておいたデジタルカメラで産廃業者が撮影した画像を、全地球測位システム(GPS)と気象衛星で位置と時刻を特定する。カメラの場所と位置はGPSで特定する。時間は気象衛星でとらえた雲の映像と照合する事で判別する。カメラの表示時刻が正しくない場合は、刻一刻と変わる雲の形と照らし合わせるため不正が発覚するという。
 現在、産廃遠隔監視システムを開発したベンチャー、アースデザインインターナショナル(edi、東京、港)と、山口県で産廃適正処理の仕組みを研究中。来年度からの実用に向け、複数の産廃処理事業者とシステム導入を協議している。

 同サービスの価格はカメラやコピー機といった端末一台あたり月五千円を目安に設定するもようだ。不法投棄に悩む自治体や、処理の透明性を高めて取引拡大につなげたい産廃業者の需要があるとみている。
 
 
 
 
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