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ediプレスリリース
 
 
■2005年8月24日 環境新聞 掲載記事
 
公開データ分かりやすく EDIと石渡氏が方法開発 産廃優良化を支援
 
廃棄物処理システムを提供するアースデザインインターナショナル(EDI、東京都港区、塚本英樹社長)は産廃Gメンとして良く廃棄物行政に携わってきた千葉県印旛地域整備センター用地課長の石渡正佳氏と共同で、環境省が取り組む産廃処理業優良化事業の情報公開データの活用方法「EDI-石渡メソッド」を開発した。評価制度の情報公開項目を分析・整理し、より分かりやすく見やすい形にして同社ホームページで公開していく。排出事業者から要望があればさらに詳細分析を行う。また、処理業者にも有効な公開方法のコンサルティングを行うなど、優良業者の発展支援に注力していく考えだ。

詳細分析やコンサルも

優良評価制度は四月に施行され、既に産業廃棄物処理事業振興財団の産廃ネット上で情報公開が始まっている。しかし、すべての項目が公開されていなかったり、開示方法もまちまちで排出事業者からは「情報が見づらい」、「どう評価して良いか分からない」といった声も上がっており、民間機関による情報分析のニーズも高まっている。
一方、評価制度の認定機関となる地方自治体の対応が明確になっておらず、認定開始の十月にスタートする都道府県は少ないと見られている。合わせて認定は許可更新時に行うことから、更新が済んだばかりの処理事業者は五年近く認定を受けられないことになる。
こうした状況を踏まえ、EDIは「このままでは処理業者が情報を公開するインセンティブを感じない。民間版の認定の場ともいうべきページをウェブ上に作り、排出事業者に分かりやすい情報に整理して公開することが優良化促進のために有効」と判断、「産廃コネクション」などの著者としても知られる石渡氏のノウハウを生かして、分析方法開発と情報公開ページの作成に踏み切った。
今回開発した活用方法は、(1)処理能力 (2)財務 (3)CSR の三つの分析手法から構成されている。またこのメソッドでは処理能力と受注量のバランスを最も重要な指標と位置付けている。石渡氏は「処理能力を超えたオーバーフロー受注が再委託、大量保管、不法投棄などの不適正処理の主原因である」と指摘する。
別掲のグラフは平均単価、一人当たり売り上げ高、一人当たり処理実績の三つの指標による評価をグラフ化した例。ここでは平均単価と一人当たり売り上げ高が高く、処理実績が低いF社のみが要調査業者という結果になっている。
分析手法は現在一部リニューアルを行っており、今月末から来月初旬に公開する。また、九〜十月頃には同ページでの情報公開を希望する処理業者の情報を掲載する予定だ。自社の内容を分析されることを危惧する処理業者も多いが、同社では「あくまで優良業者を世にアピールし、優良業者に処理が集中することを目的としている。当面は環境省の評価基準がベースとなるが、将来的には電子マニフェストの導入など独自の項目も追加していきたい」と、今後更に同システムを充実させていく考えだ。今回の取り組みは民間版の産廃優良化情報活用の第一弾として注目される。
 
 
■2005年8月23日 日本経済新聞 掲載記事
 
産廃処理会社の処理能力を分析
 
産業廃棄物処理システムのアースデザインインターナショナル(東京、塚本英樹社長、03-5775-6667)は産業廃棄物処理会社の処理能力を分析するサービスを九月から始める。処理場に詳しい千葉県職員の石渡正佳氏が施設の分析で協力。優良な処理会社を選別して、自社排出物の不正投棄を防ぎたい大手メーカーなどの需要を開拓する。
処理会社が環境省の関連サイトで公表している施設の一覧表や処理工程図などから実際の施設稼働率や素材ごとの処理能力を割り出す。価格は一社、十万円。石渡氏は不法投棄の監視役として三百社以上の処理場を視察・指導した経験がある。廃棄物一トンあたりの単価などに財務分析も加えた経営の健全性をA4判十枚前後のリポートにまとめる。
 
 
■2005年8月23日 環境goo掲載記事リンク
産廃評価制度をHP上で公開――EDIなどがシステム開発
 
 
 
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